代表取締役挨拶
当社クリアウォーターOSAKA株式会社(CWO)は、130年の歴史を有する大阪市下水道事業の経営形態変更に伴い、上下分離方式により下水道管理者としての大阪市、施設の運転維持管理を行うCWOとして発足し、2017年4月に業務開始しました。現在、大阪市内一円の下水道施設包括維持管理業務や国内外の自治体を始めとする下水道関連業務の受託を行っています。
大阪市での実務経験豊富なベテラン社員が、当社設立後入社した若手社員に技術ノウハウを継承しながら、全社員一丸となって、365日まちの安心安全と暮らしを支える公益企業として、強い使命感を持って業務に励んでいます。2023年1月には、業務品質・安全管理の維持向上の取組みとして、アセットマネジメントの国際規格ISO55001の認証を取得し、業務の改善を進めています。
当社に入社される社員の皆様には、キャリア形成を支援し、活力と働きがいのある会社を目指してまいります。人材育成の分野では、社員エンゲージメントの一環として、2022年に企業内大学「CWOコーポレートアカデミー」を開校しました。運営を担う若手社員を中心に意欲的に受講していただいており、対外的にも胸を張れる高度で活発な内容となっています。加えて、社員提案、海外研修、大学院受講支援、マイスターといった諸制度も整備しています。
我が国の下水道は、老朽化する施設や人口減少、気候変動による集中豪雨や地震災害、脱炭素への対応など様々な課題に対処が求められる中、令和5年度に、事業の新たな取組みであるウォーターPPPの制度が創設され、官民連携による事業運営が加速しつつあります。自治体での経験と受託経験をもとに、「官」と「民」の接点として、管路から終末処理場まで、様々な専門知識と技術を有する当社を、経営・計画から設計・建設・維持管理までのトータルマネジメント業務の受け皿としてご活用いただければ幸いです。
当社をご用命の自治体他お客様良し、社員良し、社会良しの、三方良しの精神で、安心安全、豊かで快適な水環境の創造に貢献してまいりますので、何卒よろしくお願い申し上げます。
代表取締役 城居 宏